エル・チャルテン

トレ湖へ向けたトレイルは平坦な道で、歩いていてあまり面白みはないが、歩きやす
かった。チラッと後ろを振り返ると、虹が出ているではないか!!南米の旅で、虹は3回
目。少し良い気分になって歩き出す。。。トレイルがヌカるんでいるところがあったが、
その他は1本道で少し苦行だったかも?!天気のせいか、コースのせいか、それとも時間の
せいか、ほとんど人には会わず、寂しいくらいだ。。湖の手前は、ちょっとした岩場に
なっていて、それを乗り越えると湖が見えた。。意外にも湖の奥の方には氷河が見える。
そこにはパイネ国立公園の中で見た氷河より多く、氷河の小片が浮かんでいた。しばらく
佇み帰路につく。


意外に早く湖まで来たので、帰りは途中から違うトレイルを歩く。辺りは紅葉が身頃を
迎えているようだった。小高い山の中を進んで行く。何回か標識が立っていて、セントロ
方面に向かったはずだったが、迷ってしまったらしい...辺りは暗くなってきて、1度は
完全に止んでいた雨が降り出す。。超マッハで町の明かりらしい方向に行くが、何故か
キャンプ場らしいところに出てしまう...キャンプ場ではキャンプをしている人は、誰も
いなかったが、近くに小屋が建っていたので、そこで宿の名前を言って道を教えて貰う。


完全に暗くなって身動きが取れなくなってしまうのは、避けたかった..今日は天気が
悪いので、この間のパイネでのように月明かりを期待することはできない。そう思うと
教えて貰った道を猛ダッシュで走った。。。しばらく走り、見慣れた町並みが見えると
ホッと溜め息が出た。。

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