テムコから

夕方も遅くなると、雨が降り始めた。20時頃には駅に戻り、20時半の鉄道で
サンチャゴに向けて出発した。私が乗ったツーリスタは1車両に5組くらいしか乗客は
いなかった。チリは南北に細長い国で、そのうちの1/4程度しか鉄道が走っている区間
ない。チリ国内では鉄道移動は貴重かも...チリからボリビアに入る鉄道もあったが、
今回の旅ではボリビア〜ブラジルに鉄道を使っただけだ。サンチャゴまでバスで行く
のも大して料金は変らなかったが、私はバスよりゆったりできそうな鉄道を選んでみた。


折角鉄道に乗ったのだから、鉄道内を見てまわった。。1番前が食堂車になっていて、
コーヒー1杯 400ペソだった。エコノミコは思ったとおり、地元の人らしい人で
埋まっていた。。しかし、サロン(1等車)もビジネス系の人で意外と混雑していた。。
私が乗っているツーリスタ(2等車)が1番空いているようだ。本を読んだり、日記を
書いたりでき、久し振りにゆったりした時間を過ごす。