サンタクルスで

サンタクルスは今までのボリビアの町とは少し違って感じた。ラパスより標高が
約3000m以上も低く、温暖な気候だった。アンデス山脈の高地よりも過ごしやすい
土地を求めたスペイン人達によって、町が立てられ急速に発展していった。そのため
スペイン人系が多く住むことで知られている。今ではボリビアの商業の中心になって
いて、近代的な店や建物、ビルも多い。インディへナの集まる市場mercadoが見当たらず、
私にはあまり魅力的な町には映らなかった。

  • 駅で

私はサンタクルスからキハロと言うブラジルの国境に近い町まで鉄道で移動しようと
している。そこからブラジルまではタクシーで移動する計画を立てた。
。。。ボリビア〜ブラジルの地図を見てみましょう。。。


駅に着くと早速キハロ行きの鉄道の時間と料金をチェックする。
サンタクルスでの鉄道駅はブラシレーニャ駅Eatacion Brasilenaである。
サンタクルス〜キハロ間は、1日2回ほど列車が出ていて所要時間15時間前後。
鉄道の種類は、寝台車Ferrobusと普通列車のなかの特別寝台や特別席など
いくつか種類がある。寝台車は普通列車の倍近い料金だった。
普通列車で100Bs位〜。


チケット売り場で熱心に時間や料金を見ていると、俗に「並び屋」と言われる人が
声を掛けてきた。1日数便しかなく、先着順でチケットが販売されるため、朝早く
駅に来ても多くの人が並んでいて買えない事があるよ..というわけだ。
実際には、そんなことはないのではないかと思うが、治安のことも考える。
朝起きられずチケットをゲットできないのも嫌だし。。
ここは「並び屋」に任せてみようと思った。


普通列車でチケット代104Bs+手数料26Bs=130Bsで交渉成立。