トーレス・デル・パイネ国立公園の

夜中2時半前に、ドアの開閉の音で目が覚めた。もしかしてもう出発した人がいるの
かもしれないなぁと思い、寒さと眠さを振り切って3時前には起きる。トイレに行くと
朝ごはん?が置いてあったので、ちょっとつまませてもらい、朝ごはんの足しにする。。
3時半近く、宿を出発する。


キャンプ場を抜けて、迷いながらも森の手前まで来る。ここまで約30分。宿を出る
時は寒かったが、歩いているうちに暑くなって来た。。空は満月だったので、月明かりで
明るく歩きやすかったが、月が雲に隠れてしまうとたちまち暗くなり歩けなくなって
しまう。。電灯を持ってこなかったことを後悔しながらも、満月が空全体を明るくして
しまう、その威力に感動していた。。


草地の中は、暗かったが、道となっているので、意外と歩きやすかった。途中まで来ると
標識が見られるようになって、歩くのがとても楽になる。"お月様のお陰だ〜"とつくづく
感じるが、木が生い茂っているところでは、暗くて進めなくなってしまう。。30分程、
立ちすくむこともあったが、「時間との勝負!!」と自分に言いきかせて、前に進む。。
何回も立ち止まっては、歩く。。というのを繰り返していると、次第に周囲も明るくなり
はじめてきた。とても歩きやすい。。