トーレス・デル・パイネ国立公園では

朝陽で周囲の岩が真っ赤に反射しているのが見えてくる。。キレイだ。。
早く登頂しなきゃ。。朝陽を見るタイミングを逃したら大変!!と一気にスピードUP。
しかし、山の頂が見えると、今までとは打って変わって岩場が続いていた。。ここまで
来て引き返すことはできない。ひたすら岩場を登った。。。今までは土の道を歩いてきた
のだが、それにひきかえ意外に角度のある斜面の岩場では足場を探すのが大変で、予想
以上に時間がかかってしまう。登っていくのが辛くて何度もやめようと思った...
そう思ったとき、頂上付近で人影が見えた!それでラストスパートできたようだ。
確かにトーレスtres(スペイン語で3の意味)の柱が!!!この国立公園の名前の通り3本の
柱が朝陽に照らされて、空にそそり立っていた。これでも十分感動。。。
しばらく朝陽を浴びながら、心地良く感動にひたる。。。


赤く染まった柱が見が見られたら、もっと良かったのに...ちょい残念。。
それにしても先客は3人だけだったのは意外。あれだけ目覚ましを掛けたり、早寝
して、懐中電灯だって持ってるだろうに。。岩場を見下ろすと、必死に頂上を目指して
いる人達の姿が見えた。私は朝陽と登頂を目的に来たけど、暗い道を歩くのは大変だし
他の人達は朝陽はどうでもよかったのかもしれないなぁと思いながら降りていく。